スペインのスポーツ

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スペインで最も人気のスポーツ

  • 毎年開催されるレアルマドリードCFとFCバルセロナの試合は、世界中で最も視聴者数の多い試合の一つです

  • テニス選手のナダルは、19勝のグランドスラムタイトルを獲得しました。ナダルよりも唯一、勝数が多いのがフェデラーの20勝です

  • 2017年に史上最年少のオートバイレーサーとなったマルク・マルケスは、これまでに6つの世界タイトルを獲得しています

スポーツ界において、スペインはよく知られています。スポーツ全般で最も有名なのは、スペインのサッカーでしょう。全世界で最も名の知れたサッカークラブの2つ、レアル・マドリードCFFCバルセロナはスペインのクラブです。また、スペイン代表は1964年、2008年、2012年のUEFAヨーロッパチャンピオンで優勝し、2010年のFIFAワールドカップでも優勝しています。

サッカーの他にも、大きな成功を収めているスポーツがあります。テニス、バスケットボール、サイクリング、フットサル、ハンドボール、モーターサイクル、そしてF1において、スペイン人の優勝者がいます。また、1992年のバルセロナオリンピック1982年のFIFAワールドカップなど、スペインでさまざまな国際イベントも開催されています。

スペインはサッカーだけでなく、主要なスポーツにおいて世界中の強国の1つと見なされています。

スペインのスポーツ

1. スペイン サッカー

ラ・リーガまたはプリメーラ・ディビシオン(スペインリーグ)は、世界最高峰の大会の1つと見なされています。最近のヨーロッパ大会で勝ったチームは、レアル・マドリードCF、FCバルセロナ、セビリアFC、アスレティック・ビルバオ、バレンシアCF、アトレティコ・マドリードです。中でも、レアル・マドリードとバルセロナは、この大会の歴史の大部分を支配し、その過程において競争を生み出してきました。毎年恒例のエル・クラシコにおけるレアル・マドリードCFとFCバルセロナの試合は、サッカーの史上で最大のライバル関係にあるチームの戦いであることが、世界で最も視聴者数の多い理由でしょう。

世界で最も成功したクラブとして多くの人が認めているレアル・マドリードは、UEFAチャンピオンズリーグで13回、その他のほぼ全てのUEFAチャンピオンズリーグで少なくとも1回、ラ・リーガでは33回優勝しています。また、FCバルセロナはヨーロッパチャンピオンリーグで5回優勝し、ラ・リーガでは25回優勝しています。その他の、アトレティコマドリード、セビージャ、バレンシアなどのチームもUEFAヨーロッパリーグで優勝し、2004年以来9つのタイトルをスペインのチームが獲得しています。

スペイン サッカー

スペイン代表チームは、1934年以来FIFAワールドカップトーナメントへの出場資格を15回の獲得しています。2010年、スペインは決勝戦でオランダを破り、初めてトーナメントで優勝しました。欧州選手権では、1964年、2008年、2012年で優勝し、1984年は準優勝を獲得しました。スペイン代表チームは、国際試合で3度目の優勝を獲得した史上初のチームで、オリンピックでも2つのメダルを獲得しています。2000年のシドニーオリンピックで銀メダルを、1992年のバルセロナオリンピックで金メダルを獲得しました。

これまで、数々の伝説のサッカー選手がスペインで誕生してきました。以下は、その一部です。

フランシスコ・ヘントルイス・スアレスグアルディオラセルヒオ・ラモスラウルフェルナンド・イエロダビド・ビジャ(以前の所属:ヴィッセル神戸)、フェルナンド・トレス(以前の所属:サガン鳥栖)、イケル・カシージャスシャビ、およびアンドレス・イニエスタ(所属:ヴィッセル神戸)など。これらの選手はスペイン代表チームでも活躍しています。スペイン代表チームは、スペイン語で La Roja (ラ・ロハ)=あの赤色と呼ばれ、これはスペイン代表のユニフォームの色を指しています。

その時々で、最高だと称えられるサッカー選手のうち、その何人かは常にスペイン出身の選手です。スペインのラ・リーガは過去10年間で急激に人気が出ています。サッカーはスペインの経済成長において大きな役割を果たしてきました。2015年までの統計で、スペインのGDPの0.75%をプロサッカーが生み出しました。スペインの女子サッカー代表チームは男子チームほどの強さには及ばないものの、急速に成長し、ヨーロッパで注目を集めています。サッカーはスペインで最も人気のスポーツであり、国民的スポーツとして考えられています。

2. スペイン テニス

テニス界において、スペインは最高のテニス王国の一つだと見なされています。スペインは数々のテニスカップで優勝を飾っており、最高のテニス選手を生み出しています。スペインの優勝回数はデビスカップで6回(2000年、2004年、2008年、2009年、2011年、2019年)、フェドカップで5回(1991年、1993年、1994年、1995年、1998年)で、男子テニス・女性テニス共に、成功を収めています 。

これらの功績の多くは、世界で最も偉大なテニス選手のラファエル・ナダルによって成し遂げられました。ナダルは、19のグランドスラムタイトルにおいて、難攻不落の記録を複数保持しているのに加え、2009年にハード・グラス・クレーそれぞれのコートでタイトルを獲得した唯一のテニス選手です。彼は、最大のライバル、ロジャー・フェデラーと粘り強い競争を繰り広げてきました。カルロス・モヤやダビド・フェレールのようなスペイン出身のベテラン選手は、2000年代初頭に勢力があり、その頃女子テニスではガルビネ・ムグルサといった選手が活躍しました。

スペイン出身の女性テニス選手の中では、アランチャ・サンチェス・ビカリオは、全仏オープンの3回優勝し、全米オープンでは1989年、1994年、1998年、および1994年に優勝しており、最高のテニス選手だと称えられています。

テニスは、スペインで人気が急上昇しているスポーツの1つです。

スペインでは、マドリードとバルセロナで2つのATPツアーを開催しており、テニスファンを引き付けるきっかけになっています。

スペイン テニス

3. スペイン バスケットボール

スペインのリーガACBはヨーロッパの主要なバスケットボールリーグの1つです。スペインのバスケットボールチーム、レアル・マドリード・バロンセスト、FCバルセロナ、ホベントゥート・バダローナは、ユーロリーグやユーロカップなどの国際試合で優勝しています。

パウ・ガソルロサンゼルス・レイカーズとして、2度NBAにて優勝)、その弟マーク・ガソルホセ・カルデロンリッキー・ルビオルディ・フェルナンデスセルジオ・ロドリゲスなど、多くのスペイン人選手が、NBAで活躍しています。

スペイン代表男子チームは、2006年バスケットボール世界選手権に初の金メダルを獲得したことにより、国際トーナメントで上位にランクインしました。また、バスケットボール欧州選手権で3つの金メダルと、6つの銀メダルを獲得しています。最近では、2011年と2015年のバスケットボール欧州選手権で金メダル、2012年の夏季オリンピックで銀メダル、2016年の夏季オリンピックで銅メダルを獲得しています。

スペイン代表女子チームは、銀メダルを2014年女子バスケットボール世界選手権と2016年のオリンピックで獲得しています。また、バスケットボール欧州選手権女子大会では、9つのメダル(金メダル3つ、銀メダル1つ、銅メダル5つ)を獲得しました。

スペインは、1986年にバスケットボール世界選手権を、2014年にFIBAバスケットボール・ワールドカップを主催しました。

スペイン-バスケットボール

4. スペイン モータースポーツ

スペインにはモータースポーツの長い歴史があり、国内の最初のレースは1908年にバルセロナのシッチェス周辺の道路で開催されました。1913年、シッチェスに最初の常設サーキットが設置され、そこでスペイングランプリが開催されました。

スペインはロードレースファンにとって最高の目的地です。それは、スペインでたくさんのロードレースファンに出会えることはもちろん、4つのロードレース世界選手権を開催する唯一の国でもあるからです。

スペインは現在、オートバイレースにおいて最強の部隊を持っていると考えられています。スペイン人ライダーはしょっちゅう表彰台に上がっており、世界選手権シーズンが終わる頃にはトップにランクインしています。

スペイン モータースポーツ

オートバイグランプリ

注目のスペイン人のグランプリオートバイレーサーは、ダニ・ペドロサニコラス・テロルアルバロ・バウティスタエミリオ・アルザモラ、ロードレース世界選手権で3回チャンピオンになったホルヘ・ロレンソ、6回チャンピオンとなり、かつ2017年に6つの世界タイトルを史上最年少で獲得したマーク・マルケスがいます。マーク・マルケスの才能は、ライバルも感心するほどです。

既に引退した著名なレーサーには、アレックス・クリビーレ、ホルヘ・マルチネス、セテ・ジベルナウ、シト・ポンス、アンヘル・ニエトなどがいます。

スペインは4つのロードレース世界選手権を主催しています。カタルーニャグランプリスペイングランプリアラゴングランプリバレンシアグランプリが含まれます。これらのレースには、多くの来場者が訪れます。


F1(フォーミュラ1)

F1では、2005年と2006年にフェルナンド・アロンソが2つのチャンピオンに輝いたことをきっかけに、スペインでF1が人気になりました。 F1でのアロンソの活躍により、多くのスペイン市民がF1を観戦するようになりました。

2012年まで、スペインは2つのF1グランプリ(バルセロナでのスペイングランプリ、バレンシアストリートサーキットでのヨーロッパグランプリ)を主催する唯一の国でした。


ラリー

最も過酷なモータースポーツとして知られる世界ラリー選手権(WRC)では、スペインのラリードライバー、カルロス・サインツが1990年と1992年に世界チャンピオンを獲得するとともに、優勝回数が最も多いラリードライバーの3位に26歳でランクインしました。サインツは2005年にWRCを引退し、ラリーレイドに方向転換し、2010年のダカール・ラリーで優勝しました。 ダニエル・ソルドは、2008年と2009年の世界ラリー選手権で3位を獲得して以来、最高の結果を達成し続けています。


耐久レース

耐久レースでは、フェルミン・ベレスがセブリング12時間レースで2回優勝、スポーツカー世界選手権のグループC2でも2回優勝し、マルク・ジェネが2009年のル・マン24時間レースと2010年のセブリング12時間レースで優勝し、アントニオ・ガルシアが2009年のデイトナ24時間レースで優勝しました。フェルナンド・アロンソは、2018-2019年のFIA 世界耐久選手権で優勝し、2018年そして2019年にル・マン24時間レースで優勝、2019年にデイトナ24時間レースでも優勝しました 。

5. スペイン ハンドボール

スペインで人気のスポーツ5位のハンドボールは、その人気と競争力の面で急激に成長しています。スペインのリーガASOBALは、世界で最もエキサイティングなハンドボールトーナメントの1つです。スペインのハンドボール代表チームは、世界の舞台で好成績を収めています。

1990年代以降、男子代表チームは、オリンピックで銅メダルを3個、ヨーロッパ選手権で銀メダルを3個、銅メダルを1個、世界選手権で金メダル2個(2005年と2013年)を獲得し、合計で9個のメダルをトップクラスの世界大会で獲得しています。

デイビッド・バルフェット、デメトリオ・ロサノ、アルベルト・ロカスは、伝説のスペイン人ハンドボール選手の一部です。他のスポーツに比べ、ハンドボールは世界で最も人気のスポーツの1つではないかもしれませんが、スペイン人選手は最高だと称えられています。

6. スペイン フットサル

1990年代半ば頃から、UEFAフットサルカップがヨーロッパのフットサルトーナメントを組織し始め、最初の大会にてタイトルを獲得した国はスペインで、その頃から強力な勢力を持っています。

スペインのフットサル代表チームは、世界で最も強いチームの1つであり、2000年と2004年に世界チャンピオンに、1996年、2008年、2012年に準優勝を収めています。

スペインはUEFAフットサルカップの最初の2回の大会(1996年と1999年)を主催し、その後ヨーロッパで開催された、11のUEFAフットサルカップに参加しました。

1996年、2001年、2005年、2007年、2010年、2012年、2016年の合計7回、チャンピオンとなりました。1999年と2018年には準優勝となり、ファイナルに進めなかったのは2003年と2014年のみ、準決勝で敗退しています。これらの受賞により、スペインはブラジルに次いで2番目に成功した代表チームとなりました。

7. スペイン サイクリング

サイクリングは1940年代頃からスペインで重要なスポーツの一つとなっています。ブエルタ・ア・エスパーニャ(スペイン語で、スペインのツアーの意味)は、ツール・ド・フランス(フランス語でフランスのツアーの意味)およびジロ・デ・イタリア(イタリア語でイタリアのツアーの意味)とともに、世界で最も重要なサイクリング大会の1つで、これらは総称してグランドツアーとして知られています。

フェデリコ・バーモンテスルイス・オカーニャペドロ・デルガドオスカル・ペレイロアルベルト・コンタドールカルロス・サストレなど、多くのスペイン人のロードレース選手がツール・ド・フランスで優勝しています。最も成功しているスペイン人ロードレース選手はミゲル・インデュランです。彼は1991年から1995年までの5年連続でツール・ド・フランスで優勝しました。

また、1992年と1993年に2年連続でジロ・デ・イタリアにて金メダルを獲得し、1995年の世界選手権自転車競技大会ロードレースのタイムトライアルで優勝し、1996年のオリンピックのタイムトライアルでも金メダルを獲得しました。

8. スペイン ゴルフ

ゴルフはスペインで人気になってきています。スペインには、サン・ロケ、ソトグランデ、バルデラマ、アルカイデサをはじめとした、様々な場所にゴルフコースがたくさんあります。なお、スペインは1997年のライダーカップを主催しました。

スペインのゴルファー、セベ・バレステロスはアメリカでのマスターズトーナメントで2回優勝し、全英オープンでは3回優勝しています。ホセ・マリア・オラサバルは、マスターズにて2度タイトルを獲得しています。セルジオ・ガルシアは、そのキャリアのうちほとんどの期間(2000年から2008年の間に250週間以上)においてワールドゴルフランキングのトップ10にランクインしており、2017年のマスターズトーナメントでは優勝しています。

9. スペイン 水球

水球男子スペイン代表チームは、世界の水球界にとって知らない人はいないでしょう。 特に、1990年代はスペインチームが成功した10年でした。その主な成果は、1992年のオリンピックでの銀メダルと、1996年のオリンピックではその最高のパフォーマンスにより金メダルを獲得しました。

他にも、世界水泳選手権では1991年と1994年で銀メダルを、1998年と2001年には金メダルを獲得しています。また2009年にローマで開催されたFINA世界選手権で銀メダルを獲得しています。

10. スペイン 新体操

新体操はスペインで人気のあるスポーツの一つです。最も成功した新体操選手は、1992年のバルセロナでの個人戦で銀メダルを獲得したカロリーナ・パスクアルと、1993年の世界選手権のクラブ大会で金メダルを獲得したカルメン・アセドです。そして、アルムデナ・シドは、オリンピックにおいて決勝に4度出場した唯一の選手で、その結果は1996年のアトランタオリンピックと2000年のシドニーオリンピックで9位、2004年のアテネオリンピックと2008年の北京オリンピックで8位です。

1996年のアトランタオリンピックでは、団体戦においてスペイン代表チームがで最初の金メダルを獲得しました。

11. スペイン バトミントン

バトミントンは、スペインではあまり歴史も、人気もありません。しかし、ウエルバという町出身のカロリーナ・マリンは、現在のオリンピックチャンピオンであり、これまでに3度の世界チャンピオン、4度のヨーロッパチャンピオンを獲得しています。また、過去には女子シングルでBWF世界ランキング第1位のタイトルを66週間も保持していました。

カロリーナ・マリンは、バドミントンで最も偉大な女性アスリートの1人と広く評価されており、オリンピック、世界選手権、ヨーロッパ選手権で連続して金メダルを獲得しているほか、ほぼすべての世界バドミントン選手権大会でメダルを獲得しています。また2014年、2015年、2018年に優勝し、女子シングルで世界チャンピオンになりました。カロリーナ・マリンは、3つの世界選手権で優勝した最初の女性選手です。またヨーロッパ選手権において、2014年から2018年に4回連続してタイトルを獲得し、2016年のリオオリンピックにおいて女子シングルスの金メダルを獲得しました。

スペイン バトミントン

12. スペイン スキー、スノーボード

スキーやスノーボードは、スペインでも人気です。スキーは、スペイン王室もお気に入りのスポーツの1つです。暑い夏と乾燥した気候の国、スペインに世界クラスのスキーリゾートが数多くあるとは信じがたいかもしれませんが、スペインではスキー・スノーボードを存分に楽しめます。 スペインにあるゲレンデのスロープの長さを合計すると、全長1,154 kmで、リフトの数は312にもなります。

スペイン最大のスキー場は、カタルーニャ州のピレネー山脈に位置する、バケイラ・ベレットです。このスキーリゾートには、162kmのスロープがあり、上級者コースと初心者コースがあります。 スペインで標高の高い山は、南にあります。シエラ・ネバダには、110 kmを超えるスロープがあり、その近くにはグラナダや地中海のサロブレーニャのビーチがあります。スペインの、その他の注目されているスキーリゾートは以下です。

スペイン スキー スノーボード

13. スペイン パデル

パデルはテニス、スカッシュ、バドミントンの要素を組み合わせたラケットスポーツです。プレーはダブルスのみで、屋内でも屋外でも楽しめます。

パデルは、メキシコ人の実業家エンリケ・コルクエラによって発明され、彼は1974年にスペインのマルベリャで最初のパデルクラブを設立したました。

スペインは、2005年から開催されているワールドパデルツアーを開催しており、パデルはスペインでは非常に人気が高まっているとともに、2010年以降、ヨーロッパや米国にも急速に広がり始めています。パデルの競技人口は既に1,000万人以上で、世界で最も急成長しているスポーツです。

14. スペイン ローラーホッケー(クワッド)

スペイン代表チームは、世界選手権で14回優勝し、ヨーロッパ選手権では14回優勝しています。 スペインのチーム(FCバルセロナ、レウス・デポルティウ、イグアラダHC、HCリセオラコルーニャ)は、ヨーロッピアンカップで合計44回優勝しており、負けたのは7試合のみです。