スペイン料理

スペイン料理に関した、各種手配

  • レストランの予約
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  • パエリアの料理体験
  • スペインで料理教室に参加
  • バル巡り、タパスツアー
  • ガストロノミーツーリズムの手配
  • ワイナリー見学
*上記は個人旅行、または団体旅行でも手配可能です。

最も人気のスペイン料理

  • タパス:スペインの文化を象徴する重要なスペイン料理の一つです。
  • 生ハム:イベリコ豚の品種、与えられた飼料、熟成方法によってさまざまな種類があります。
  • パエリア:スペイン料理として良く知られるパエリアの発祥地は、バレンシア地域です。

スペインに限らず、海外旅行から帰国した際には、旅行中に撮った写真を家族や友人に見せるでしょう。最高の瞬間を捉えた数々の写真の中には、楽しかった場所、自然の風景などに加え美味しかった食事の写真がたくさんあるに違いありません。写真を見返すと、その雰囲気や味、香りが蘇ってくるのではないでしょうか。スペインを訪れる日本人の多くは、スペイン旅行での食事を最も楽しみにしており、旅行中に食べたスペイン料理の写真をカメラに収めます。

スペインで食べる食事の美味しさは、新鮮で良質な食材を使っていることだけではありません。歴史を遡り、以下の3つの秘密がスペインに豊かな食文化をもたらしました。

  • 古くから続く、農業文化
  • アル・アンダルス:7世紀頃のアラブ文化との共存の影響により、米、サフラン、オリーブオイル、砂糖、柑橘類、ナッツ、スパイスなどがスペインにもたらされました。
  • コロンブスによるアメリカの発見は、ジャガイモ、トマト、ピーマン、ココア、バニラなどの食材をスペインにもたらしました。

これらのスペイン料理の基礎に、フェラン・アドリア、アルザック、マルティン・ベラサテギなどの現在の偉大なスペイン人シェフの貢献が、スペインの美食を作り上げています。

スペインにあるミシュランの星付きレストランの数は、なんと241もあります。

ここでは、スペイン料理の最も有名な料理を紹介します。

最も人気のスペイン料理

パエリア

代表的なスペイン料理として知られているパエリアは、世界中の旅行者がスペインを訪れた際に最も楽しんだスペイン料理の一つです。

パエリアの発祥地はバレンシア地方で、最も古いもので15世紀のレシピが存在しています。パエリアの香り、味わい、色は、地中海文化を料理で表しています。

パエリアにはさまざまなタイプがありますが、最も一般的なものは次のとおりです。

  • ミックス:バレンシアで発祥した、最も本格的なオリジナルバージョン。肉、野菜、魚介類、キャロブ(豆)、トマト、パプリカ、サフラン、オリーブオイルが材料。
  • 黒:イカとイカ墨を使った、真っ黒のパエリア。
  • シーフード:ムール貝とイカなどのシーフードを使い、アイオリソースと食べるのが一般的です。
  • 野菜:新鮮な季節の野菜を使ったパエリア。
パエリア

ガスパチョ

ガスパチョはスペイン人に最も人気の料理の1つです。夏に食べられる冷製スープで、家庭、バー、レストランなど、どこでも食べられることができます。ガスパチョは野菜を使ったさっぱりとしたスープですが、栄養価が高く、ユネスコ無形文化遺産にも指定されています。

ガスパチョの起源はアンダルシアにあり、7世紀頃には既に食べられていました。トマトとピーマンが使われるようになったのは16世紀頃で、アメリカから輸入したものが使われていました。それまでは、トマト・ピーマンを使わないガスパチョが食べられていました。

ガスパチョ

マドリードの郷土料理、コシド

コシドは、スペイン料理の中でも最も長い伝統と文化がある料理で、スペインの各地域によって様々な種類があります。その中でも、特にマドリードの美食の歴史を代表する料理です。

コシドの材料は非常にシンプルで、ひよこ豆、鶏肉、豚肉、牛肉、ベーコン、ジャガイモなどの野菜です。その起源は17世紀にまでさかのぼります。元々は、寒い冬に耐えられるために作られた、庶民のための控えめな料理でした。

その後、高級レストラン「ラルディ」のコシドをスペイン王室の人が食べたことをきっかけに、コシドはスペイン王室のお気に入りの料理となりました。そして19世紀には、人気の居酒屋や素晴らしいレストランでも食べられる一品となりました。

どんぐりのみを食べて育った、イベリコ豚の生ハム

イベリコ豚の中でも、どんぐりのみを食べて育った豚の生ハムは、世界中の珍味で最も絶品だと言うことができるでしょう。スペインの生ハムの起源は、ローマ帝国時代にさかのぼります。肉を長期保存するために、塩漬けの技術使って、その保存に成功しました。

スペインの生ハムには、イベリコ豚の品種、与えた飼料、熟成方法によってさまざまな種類があります。最高品質の生ハムは、放し飼いでドングリのみで育てられたイベリコ豚による生ハムです。

サルモレッホ

アンダルシア料理(コルドバ)の象徴であるサルモレホは、とてもシンプルで簡単に作れる料理です。材料は、トマト、パン、ニンニク、塩、酢、エクストラバージンオリーブオイルのみです。ミキサーでこれらの食材を均一に混ぜ合わせると、滑らかな冷製ポタージュのようなスープが出来上がります。その起源は、トマトを使った伝統的な冷製料理で、その料理をアレンジしたものとして19世紀に誕生しました。

サルモレッホ

ファバダ・アストゥリアーナ

ファバダ・アストゥリアーナは、アストゥリアナ地方のファベ(豆)を使った煮込み料理です。ファバダ・アストゥリアーナは冬に食べられる料理で、カロリーが高く、ランチにおすすめです。

簡単に見える調理方法ですが、実は手間がかかります。前日にファベを水から弱火で茹で、不純物を取り除いた後、数回ほどまた水から煮込みます。スペイン料理の伝統的な食材の一つであるファベ(豆)の栽培について、16世紀に書かれたものが見つかっています。

アンダルシアの揚げ物

アンダルシアの揚げ物は、アンダルシア沿岸で食べられる、絶品の料理です。その材料は、新鮮な魚、小麦粉、塩、オリーブオイルです。材料はたったの4つのシンプルな料理ですが、高温の油で揚げた新鮮な魚は、それだけでたまらない美味しさです。

魚のフライは、14世紀頃に既にスペイン南部で食べられていました。その後16世紀には、日本にももたらされ天ぷらとして定着し、その他の国でもスペイン人先駆者や宣教師によって世界中に広がりました。

このアンダルシアの揚げ物が一気に広まったのは、スペインの観光ブームがコスタ・デル・ソルで起こり、数百万人もの観光客が訪れたことがきっかけです。

スペイン風オムレツ

スペイン風オムレツまたはポテトオムレツは、パエリアの他に有名なスペイン料理です。メインの食材であるジャガイモは、16世紀にアメリカからスペインにもたらされ、18世紀後半にジャガイモを大量に使うようになりました。その他のスペイン料理と同様にスペイン風オムレツはシンプルな料理です。庶民の料理でしたが、今日では最も高く評価されているスペイン料理の1つです。スペインのあらゆるバーやレストランが、このスペイン風オムレツを提供しています。どこで食べたとしても、美味しいスペイン風オムレツに出会うことができるもの、最も人気のあるタパスである理由です。

多くの都市で開催されるトルティーヤ・フェスティバルでは、コンテストや料理イベントが行われ、スペイン風オムレツにおける最高のシェフを表彰します。これまでに作られた最大のスペイン風オムレツは、ビトリアで作られた16,000個の卵と1,600kgのジャガイモを使ったものです。

スペイン風オムレツ

コチニージョ(セゴビアの、子豚の丸焼き)

コチニージョはスペイン料理ですが、世界遺産に指定されている都市セゴビアでよく食べられる料理です。その昔、ローマ人はすでにローストした子豚を食べていました。調理方法は、簡単です。その当時からほとんど変わらず、約4~5kgの子豚と、水・塩を入れて木製オーブンでローストします。丸ごと調理された子豚は、オーブンから出す頃には全体が均一の黄金色で、パリパリの皮が特徴です。出来立てを食べるのがポイントです。

オススメは、この子豚の丸焼きと一緒にフディオネス・デ・ラ・グランハを味わうことです。

ガリシア風のパイ(エンパナーダ)とタコのガリシア風

スペインには、ガリシアと呼ばれる素晴らしい地域があり、美しい手つかずの自然と、大西洋とカンタブリア海を望む素晴らしい海岸があります。ガリシアは、最高質の食材と伝統的に続く高いレベルの料理が融合した美食で有名です。

この地域で非常に人気のある料理は2つあります。それらは、ガリシア風のパイ(empanada gallega)とタコのガリシア風(pulpo a la feira)です。

ガリシア風のパイ(エンパナーダ)は、大きな丸いパイです。パイの生地には、イーストを使わないため、伸ばされた生地は非常に薄く、その中には食材が包まれています。包まれる食材は、マグロ、イワシ、またはチョリソーがよく使われ、その他にもトマト、ニンニク、オニオンソースが使われます。ガリシア風のパイは、その地域で捕れた魚介類や、作られた食材が使われます。なお、パイを焼くためによく使われるのは、パエリアパンやピザのためのパンです。この料理は保存が効き、風邪予防にもなるため、ガリシア人がサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路を巡る際に持って行った食品としても知られています。

タコのガリシア風の材料は、タコ、粗塩、パプリカ、オリーブオイルで、木製のプレートに盛り付けて提供されます。美味しく作る秘訣は、ガリシアで捕れたタコを使うこと、また木製のプレートで食べることです。

スペインのタパス

タパスはスペイン文化の本質的な要素で、飲み物と一緒に出される少量の食べ物のことです。

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