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スペイン 人気のレストラン
世界のベストレストランランキングに、スペインの3つのレストランがランクインしました。
サン・セバスティアンは、1人あたりのミシュラン認定レストランが世界で2番目に多く、1番多い都市は京都です。
バレンシアはスペインの郷土料理、パエリアの発祥の地です。
世界のベストレストラン50(2019年)のうち、3つがスペインにあるレストランです。スペインの他にも、フランス、デンマーク、ペルーなど1つの国から複数のレストランが選ばれた国があります。しかし、それらの国から選ばれたレストランは2つずつです。他国と比較して、スペインは多くのレストランが選ばれています。
また、このランキングで1位を獲得すると最高峰のレストランとして認定され、翌年以降はランキングに選ばれることはありません。現時点で、世界の7つのレストランが最高峰のレストランに認定されており、そのうち2つはスペインのレストランです。その2つのレストランは、ジローナにある「エル・セラー・デ・カン・ロカ」とローゼズにある「エル・ブリ」です。
スペイン料理はガスパチョやパエリアなどの伝統的な料理から、スクエット(シーフードのシチュー)やエンパナダ(貝のパイ)などのシーフードをメインとした料理まで、色々な素晴らしい料理で有名です。是非、以下のスペインのおすすめのレストランに足を運んでみてください。
1. マドリードのレストラン
スペインのおすすめのレストランはたくさんありますが、スペイン料理の本拠地、首都マドリードにはたくさんのおすすめのレストランがあります。マドリードは、スペインでレストランに行くには最適な場所です。地元の食材を探すなら、アントン・マルティン市場がおすすめです。地元の食材を豊富に取り揃えており、この市場で食材を買ってレティ―ロ公園でピックニックをするのがマドリッドの人々のお気に入りの休日の過ごし方です。マドリードはスペイン料理だけでなく、有名な外国料理のレストランもあります。ヨーロッパで唯一ミシュランの星を獲得したメキシコレストランでは、様々な南米料理を楽しむことができます。
マドリードは最も近い海から300kmも離れているにも関わらず、スペイン内で最も新鮮な魚介類を手に入れることができ、その市場は東京の次に最も大きい鮮魚の卸市場として有名です。SpainJapanTravelがおすすめする、マドリードで最も人気のレストランはこちらの2つです。
2. バルセロナのレストラン
バルセロナには、様々なタイプのレストランがあります。品質にこだわったミシュランの星を獲得したレストランでは、ワインを直接樽から注ぎ、ホールチーズから切りたてのチーズを提供するなど、最高の食事となるような工夫がされています。地元のレストランでは、カウンターチェアに座り、新鮮な食材をタパスとして楽しむことができます。また、バルセロナはカタルーニャ料理を楽しむのに一番おすすめの場所です。季節ごとに様々な楽しみ方があり、2月から3月にかけては、ロメスコソースと呼ばれるネギの一種であるカルコットを使った料理があり、夏は海辺のレストランで新鮮で良質なシーフードを楽しめます。日本人にはまだ知られていませんが、バルセロナはチョコレート好き一番おすすめの街です。Spain Japan Travelのスタッフもお気に入りのバルセロナのレストランはこちらの2つです。
3. サン・セバスチャンのレストラン
サン・セバスチャンは、高品質な料理にこだわりを持ったレストランがたくさんあります。この街にも、タパスバーからミシュランの星を獲得したレストランまで様々なレストランがあります。スペインで最高の料理を食べるには、この街をおすすめします。「究極のミニチュア料理」と呼ばれるピンチョスは、唐辛子(Guindilla)から新鮮なシーフードまで、地元で採れた食材の魅力を最大限に生かしています。バスク地方の料理として有名なのは、塩ダラ、ボリュームたっぷりのシチュー、イディアサバルチーズそしてチャコリワインがあります。デザートを食べるには、ミシュランの三ツ星を獲得した、3つのレストランのどれかを訪れることをおすすめします。下記2つのレストランは、サン・セバスチャンで最も有名なレストランです。
4. バレンシアのレストラン
バレンシアは、スペイン料理として最も有名なパエリアの発祥地です。伝統的なバレンシアのパエリアは、2種類の豆、鶏肉もしくは野ウサギの肉、カタツムリを主な材料とし、黄金色のご飯はサフランによって色付けられています。他にも様々なバラエティがあり、パエリアに使うシーフード、肉、野菜などは町中の市場にて買うことができます。是非、中心地にあるセントラル市場を訪れてみて下さい。この市場では、地元の食材の他にも、バレンシア発祥の飲み物も楽しめます。その飲み物は「アグア・デ・バレンシア」と呼ばれ、スパークリングワイン、オレンジジュース、ウォッカ、ジンを混ぜたお酒です。こちらの2つのレストランがSpain Japan Travelがおすすめするレストランです。
5. グラナダのレストラン
グラナダの食の特徴は、スペインとアラブの文化が混ざっているという点です。これは、グラナダが1492年までムーア人(アラブ系の民族)に支配されていた影響によるものです。アルバイシンの細い通りには、ムーアの影響を受けたタパス、様々なスパイスで味付けされたタジン鍋、甘い緑茶やアラブ式のお菓子を楽しむことができます。またグラナダは、お酒を買うと一緒についてくる無料のタパスも有名です。グラナダの料理の例として、地元産の生ハム、魚のフライ、ソーセージと卵にパン粉でトッピングをした料理などがあります。以下の2つのレストランはSpain Japan Travelがおすすめするグラナダのレストランです。
6. ジローナのレストラン
スペインの北東に位置するジローナには、ミシュランの三ッ星を獲得したエル・セレール・デ・カン・ロカとまたエル・ブリがあります。ジローナは、レストランだけでなくタパスバーも有名です。ジローナの料理として有名なのは、ポジャストレ・アムエスカマルランス(鶏肉と貝のシチュー、隠し味としてチョコレートを加えたもの)やスソス(クリームペストリー)です。
エル・ブリ
(el Bulli)
「エル・セレール・デ・カン・ロカ」は2013年と2015年に世界のレストランランキング1位に輝きました。このレストランは1986年にロカ兄弟(ジョアン、ジョセップ、ジョルディ)がオープンし、伝統的なカタルーニャ料理をこれまでに見たことのないような料理に作り上げていることで有名です。
同じくミシュラン三ッ星レストランの「エル・ブリ」はフェラン・アドリアがオープンしたレストランです。このレストランは小規模ながら、イギリスの新聞ガーディアンで「世界中で最も想像力豊かな料理を生み出した」と評価を受け、分子ガストロノミー(調理を物理的、化学的に解析した科学的学問分野)にも関連していました。このレストランは1年のうち限られた期間のみオープンし、予約は約1年前に受付が開始され、過去には予約枠8,000人に対して200万人から予約がありました。残念ながら、このレストランは2011年に閉店しました。これほどの名誉を受けたレストランには世界中を探しても存在せず、まさに最高峰のレストランだった言えるでしょう。
7. セビージャのレストラン
セビージャは、活気のあるタパスバー、豊かな風味の料理、地元の新鮮な食材で有名です。セビージャで最も人気の場所をSpain Japan Travelのスタッフがおすすめします。1年のうち300日以上が晴れているセビージャは、その恵まれた天気のお陰で、賑やかでおおらかな雰囲気があります。火曜日には、街中が「カヘレロ(通りの人々)」で溢れ、街中の至る所で冷たいビールを飲み、手ごろな価格のタパスを食べ、夜中までその至福の時間を楽しんでいる人々を見ることができます。人々ののどの渇きを潤すため、また空腹を満たすため、セビージャは一度の旅行では満喫しきれないほどのバーやレストランで溢れています。
8. トレドのレストラン
トレドは、マドリードから電車で日帰りで訪れることができる美しい街です。スペインの宮廷は長い間トレドにあり、トレドの習慣はスペインの文化に多大な影響を与えてきました。また、何世紀にも渡りユダヤ教、イスラム教徒、キリスト教徒の3つの異なる宗教を信仰する人々が争うことなく暮らしていたため、「3つの文化の都市」と呼ばれています。トレドの料理にはそれらの文化の影響を受けており、食通をうならせるほどの料理があります。トレドの最高のレストランをご紹介します。
9. サラマンカのレストラン
世界的に有名な大学、サラマンカ大学のあるのがこの都市です。サラマンカでも、ミシュランの星付きレストランから、ビールを片手に美味しく手頃な価格で食べられるタパスなど様座な料理が楽しめます。サラマンカは、スペインで最も歴史のある大学があり、世界中からの旅行者が魅了される都市です。町は、太陽が沈み始めるころから賑わい始め、スペインで最も活気のある場所になります。サラマンカは、旅行者だけでなく様々な国から留学生が学ぶ国際的な雰囲気がありつつ、スペイン特有の個性も強く出ています。サラマンカは、肉好きにはたまらない、この都市特有のイベリア豚の生ハムやソーセージがあります。肉料理だけでなく、ベジタリアンでも楽しめる料理がたくさんあり、サラマンカはスペインの料理を食べるのには最高の場所の一つです。
10. マルガのレストラン
スペインの南端に位置するマラガは、豪華な建築物があり、世界的に有名な芸術家ピカソの出身地でもあります。マラガにはスペイン料理そして他の外国料理のレストランが混在しており、豊かな食と競争力を感じられる街でしょう。スペインで最高のタパスを味わうならば、マラガがその場所だと言えるでしょう。マラガでは、伝統的なタパスと現代的なタパスの両方を楽しむことができ、どちらも特徴があります。こちらは、Spain Japan Travelがおすすめするマラガのレストランです。
11. サンティアゴ・デ・コンポステラのレストラン
サンティアゴ・デ・コンポステラは、文化・宗教・建築においてその重要性から世界遺産に登録されている地域です。料理においてもたくさんの称賛を受けており、伝統的なタパスバーが数多く存在します。この街は、四国の八十八か所巡りのモデルになった巡礼路「サンティアゴの巡礼路」の終点でもあります。そのため、世界的には巡礼路の終点として知られていますが、豊かな食事と素晴らしい料理もあります。サンティアゴ・デ・コンポステで是非、最高の食事を楽しんで下さい。
12. パンプローナのレストラン
スペイン北部のナバラ地区を代表する都市、パンプローナは牛追い祭り(サン・フェルミン・フェスティバル)が有名です。この都市では、伝統を残しつつもアレンジを加えた料理が多く、また地元の珍味と高級料理を融合させた料理も多く見られます。様々な種類のあるスペイン料理の一つとして、パンプローナのレストランを訪れることをおすすめします。
13. ビルバオのレストラン
スペイン北部のバスク地方は、様々な料理が楽しめることで有名です。長い間、ヨーロッパで最高の美食都市として認められてきたのはサン・セバスチャンですが、最近ではビルバオが食のパラダイスだと考えられています。ビルバオには、ミシュランの星を獲得したレストランや、バスク料理と呼ばれるこの地域の料理を提供する魅力的なレストランがたくさんあります。街中の通りにあるどのバーに入っても、手頃な価格で、美味しいピンチョスとワインに出会えるはずです。この2つのレストランは、Spain Japan Travelのスタッフのおすすめレストランです。
14. アビラのレストラン
スペインの北西に位置するアビラは、首都マドリードからわずか100km離れた場所にあり、日帰り旅行としても訪れられる場所です。アビラは街全体が高いレンガの壁で囲まれており、数百年以上そびえるその壁は、これまでに積み重ねられてきた歴史を感じます。その城壁で囲まれた街には、豊かな歴史、教会、遺産、モニュメント、文化そして伝統的な料理を提供するレストランもあります。地元産の牛肉をグリルした、チュレトン・デ・アビラと呼ばれるステーキは、アビラを代表する料理で、それぞれのレストランが最高の品質を提供できるよう競い合っています。このステーキから、アビラのスイーツまで様々な食を楽しめます