スペインのお祭り

スペインの祭りに関する各種手配

  • 祭りの入場チケット
  • 祭り開催地、その近郊での宿泊手配
  • 祭り開催地までの交通手段の手配
  • 現地ガイドの手配(日本語ガイドも手配できる場合もございます)
  • 祭りを含めた、カスタマイズ旅行
*上記は個人旅行、または団体旅行でも手配可能です。

スペインで最も有名なお祭り

  • スペインで最も有名なお祭りは、闘牛を追いかける牛追い祭り(サン・フェルミン祭)です。
  • 世界的にも有名なトマト祭りでは、多くの観光客が訪れ、お互いにトマトを投げ合います。
  • スペインには、ブラジルのリオのカーニバルに次いで有名な「カーニバル」があります。

芸術、文化、自然、美食など、スペインが旅行先として人気の理由はたくさんあります。それらにもう一つ加えたいのは、世界的に有名なスペインで開催される数々の祭りです。年間を通じてスペインでは様々な祭りが開催されています。スペインの祭りはとても面白く、実際にその場を訪れ、楽しむ価値があります。

こちらではスペインで最も人気の12の祭りをご紹介します。これらの祭りは、とてもユニークで、他ではできないような体験ができます。

1. 牛追い祭り(サン・フェルミン祭)

開催日:7月6日~14日

場 所:パンプローナ

パンプローナで開催されるサン・フェルミン祭(牛追い祭り)は、古くから伝わる様々な伝統を組み合わせた祭りです。伝統的に行われている、ロケット花火(chupinazo)の打ち上げが祭りの始まりを告げ、7月14日にタウンホールのバルコニーで別れの歌(Pobre de mí)が歌われ、祭りは終わります。

祭りの期間は皆、首に赤いスカーフを巻き、白い服を着ています。

この祭りの間は、12頭の闘牛が街の通りを走って闘牛場に向かうエンシエロ(ENCIERRO)というイベントが毎日行われ、多くの人々が身を危険にさらして、闘牛の前を走ります。これが、サン・フェルミン祭が牛追い祭りと呼ばれる由来です。

パンプローナ

サン・フェルミン祭はテレビでも放送され、その視聴者数は毎年7,000万人以上です。長年に渡りこの祭りを訪れていた、アメリカ人作家でノーベル賞受賞者のヘミングウェイは、アメリカとカナダのマスコミにこの年代記を書いたほど、この祭りを気に入っていました。

日中は牛追い、街中で演奏される音楽、パレード、即興ダンス、食事を楽しみ、花火と共に夜が告げられ、祭りは夜明けまで続きます。

牛追い祭り(サン・フェルミン祭)は、世界で最も有名なスペインのお祭りの1つです。お見逃しなく!

エンシエロ(ENCIERRO)

2. カーニバル

開催日:2月~3月頃(開催日は毎年異なります)

場 所:サンタ・クルス・デ・テネリフェ

サンタ・クルス・デ・テネリフェのカーニバルはグレートパレードから始まり、参加者は豪華な仮装を装い、夜明けまで踊ります。そしてカーニバルが終わる頃、イワシの葬式(SARDINE BURIAL)と呼ばれる、大袈裟に悲しみながらお祝いするパレードが行われます。そして、その次の週末にピニャータの祭りが行われて、カーニバルは閉幕します。

カーニバルは、1週間続き昼夜を問わず、街で行われます。音楽のリズムに合わせて40万人が同時に踊った記録もあります。

この祭りは、ブラジルのリオのカーニバルに次いで、世界で最も重要なカーニバルと見なされています。

このカーニバルで求められるのは、とにかく楽しむことです!

サンタ・クルス・デ・テネリフェ
イワシの葬式(SARDINE BURIAL)

3. サン・ホセの火祭り (ファジェス)

開催日:3月15日~19日

場 所:バレンシア

3月15日、バレンシア広場に何百もの芸術作品が並べられ、地元住民や何百万人もの外国人観光客が見物に訪れます。これらは花火と共に、祭りの最終日3月19日に焼かれます。

サン・ホセの火祭りの1年前から、人々は段ボール、木、紙の張り子などを使って巨大な芸術作品を作り始めます-それらは、祭りで燃やされてしまうにも関わらず。これらの芸術作品のうち、最高とみなされた作品のみが火祭り博物館(Museo del Ninot)に展示されますが、残りの作品は焼かれてしまいます。なお、これらの作品は社会の風刺や皮肉をテーマに作られます。

バレンシア

サン・ホセの火祭りでは、様々なイベント、音楽、スポーツ、闘牛の戦いなどが催されます。その中でも見逃せないのは、聖母に素晴らしい花を捧げるため、カラフルな衣装に身を包んだ人々の素晴らしいパレードです。

また、この祭りはユネスコ無形文化遺産にも指定されています。バレンシアで開催される迫力のある火祭り、是非訪れてみて下さい。

サン・ホセの火祭り (ファジェス)

4. エル・ロシーオの巡礼

開催日:5月末~6月の始め(開催日は毎年異なります)

場 所:ウエルバ

アンダルシアの各地からロメロス(romeros)と呼ばれる巡礼者達が、徒歩または馬に乗って出発します。巡礼者はヘルマンダデス(Hermandades)と呼ばれるグループを作り、日中は歌を歌いながら移動し、夜になるとキャンプの準備をし、夜遅くまでたき火の周りで食べ、そして踊ります。

エル・ロシーオの巡礼の目的は、聖母を称えるためにアルデア・デル・ロシーオに到着することです。そしてこの巡礼が最高潮に達する頃には、人々が聖域を囲ったフェンスを飛び越え聖母を救出するために行列を作り始めます。

ウエルバ

エル・ロシーオの巡礼に参加する人は、毎年100万人以上おり、参加者によって作られるグループは100以上です。

エル・ロシーオの巡礼は、ユネスコ無形文化遺産にも指定されています。最も歴史があり、人気がある催しの一つであるため、スペインの宗教に関心がある方、そして自然が好きであれば、この巡礼に参加することをおすすめします。

ヘルマンダデス(Hermandades)

5. スペインの花見

開催日:3月~4月頃 (桜の開花時期に合わせて行われます)

場 所:カセレス (ヘルテ谷)

スペインのヘルテ谷では、春の到来と共に桜が咲き誇ります。春の限られた期間だけ、印象的な白色で覆いつくされた谷を見ることができます。また、この谷で咲く桜はなんと200種類以上です。日本の花見とは異なりますが、これがスペインバージョンのお花見です。

何千人もの人がその美しい桜を見るために訪れ、その光景を見ようと、ヘルテ谷を眺めることができる絶景スポットにはたくさんの人が訪れます。毎年訪れる春と、その桜の美しさに訪れる人々は魅了されます。

ヘルテ谷
ヘルテ谷

6. トマト祭り

開催日:8月の最終水曜日

場 所:ブニョール

トマト祭りは、世界的に最も有名で人気のスペインの祭りの1つです。

ブニョールの町で開催されるトマト祭りは、ロケット花火によってその始まりと終わりを告げられます。そのわずか1時間の間、参加者は互いにトマトを投げ合います。

トマト祭りには、世界中の観光客の中でも、日本の他にも、アメリカ、カナダ、オーストラリア、韓国からの観光客が訪れ、その楽しさと独創性を楽しみます。

ブニョール

トマト祭りは、1945年に町の広場で開催されていた祭りを垣間見ようとたむろしていた若者に起源があります。一部の少年たちがその祭りのパレードに割り込み、パレードの参加者の一人が倒れてしまいました。その人は割り込んできた少年に怒りを覚え、自分の周りにあるもの全てを投げ始めました。そこに居合わせた人々も、持っていた野菜を投げ始め、法的機関が止めに入るまでその投げ合いは続きました。これが、トマト祭りの始まりだと考えられています。その翌年、若者はトマトを持参し、自ら投げ合いを始め、それが繰り返されることとなりました。

ストレスを思い切り発散させたいなら、世界中の人々が血を流さずに有効的に「戦う」このブオールのトマト祭りにぜひ参加してみてください。

トマト祭り

7. コルドバのパティオ祭り

開催日:5月1日~15日

場 所:コルドバ

コルドバのほとんどの家にはパティオ(中庭)があります。タイル張りの場所に植物などが置かれているパティオは、家の中心部にあり、屋根がなく空を見上げることができます。

パティオに住む人々は、年間を通して手入れや装飾を行います。5月のパティオ祭りは公開コンテストのようなもので、コルドバを訪れる観光客もコンテストに参加してパティオを見て回ることができます。そして、参加したパティオの中から、オリジナリティ溢れ、最も美しいパティオが選ばれます。

コルドバ

この祭りの魅力は通常、一目にさらされることのなく隠れている、一般の家庭の小さな楽園、パティオを訪れることができる点です。この祭りは、ユネスコの世界無形文化遺産にも指定されています。

普段は一般公開されることがなく、なかなか垣間見ることのできない、スペインの一部を発見してみたい人におすすめです。

コルドバのパティオ祭り

8. ムーア人とキリスト教徒の祭り

開催日:4月末~5月始め(開催日は毎年異なります)

場 所:アルコイ

ムーア人とキリスト教徒の祭りは、スペインの歴史の一部を再現させる祭りです。過去に実際に起こった、ムーア人とキリスト教徒による戦いを中世のように装飾された街の通りで再現します。この祭りは、世界中の観光客が興味を持っていることで知られています。

音楽のリズムに合わせて、キリスト教徒がベルベル人とムーア人に対抗することを再現した軍人たちによるパレードが一日中行われます。このお祭りは、ムーア軍によって占領された街が、キリスト教軍によって取り戻されることを表しています。

スペインの歴史と伝統をに興味があれば、このムーア人とキリスト教徒の祭りがおすすめです。過去に起こった戦いを、体験することができるでしょう。

アルコイ
ムーア人とキリスト教徒の祭り

9. セマナ・サンタ(聖週間)

開催日:3月22日~4月25日ごろ(開催日は毎年異なります)

場 所:グラナダ

セマナ・サンタ(聖週間)は宗教的な祭りで、アンダルシアのほとんどの都市で行われます。その中でも、グラナダでのセマナ・サンタは最も印象的です。

セマナ・サンタ(聖週間)は、観光客にとって最大かつ最高の鑑賞ができる祭りです。様々な方法で再現されるイエス・キリストの情熱・死・復活は、とてもすべて美しく、スピリチュアルな雰囲気を感じられます。

グラナダの聖週間は社会・文化・観光の融合が見られ、これらはアンダルシア地方に基づくものです。アンダルシア地方に暮らす人々のほとんどが参加し、スピリチュアルな雰囲気に満ち溢れた、美しく素晴らしい魅力を様々な方法でアピールします。

聖週間の期間中、グラナダは情熱ある雰囲気に満ち溢れます。

グラナダ
セマナ・サンタ

10. 春祭り(フェリア・デ・アブリル)

開催日:聖週間の2週間後に始まります

場 所:セビージャ

春祭りは、セビージャで行われるフラメンコのお祭りです。スペイン人にも人気のこのお祭りでは、音楽、踊り、食べ物、飲み物などをセビージャに住むフレンドリーな人々と一緒になって楽しむことができます。地元のお祭りとして1846年に始まり春祭りは、現在では年間数千人が観光に訪れる、世界的にも有名な祭りになっています。

春祭りは、聖週間と共にセビージャで最大のイベントとして知られています。また、この祭りではセビージャで最も人気のフラメンコ「ラス・セビジャーナス」(las sevillanas)も見ることができます。

賑やかで、活気のあるお祭りに参加してみたい場合は、セビージャの春祭りをおすすめします。

セビージャ
フェリア・デ・アブリル

11. 馬祭り(フェリア・デル・カバヨ)

開催日:5月 (セビージャで開催される春祭りの1週間後)

場 所:ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ

馬祭りでは、何百頭もの馬が毎日パレードを繰り広げます。また馬に乗っている乗客は、カラフルなジプシーやフレミッシュ(フラメンコ)の衣装を着ています。

この祭りでは、最も美しいアラブ種とアンダルシアンの混血の馬を見ることができます。そのカラフルな装飾と美しさは、一度目にすると忘れることはないでしょう。

なお、ヘレスはフラメンコ発祥の地と考えられています。このお祭りの期間、フラメンコの音楽は昼夜を問わずあらゆる場面で演奏され、セビジャーナスと呼ばれる踊り手は疲れ果てながらも、踊り続けます。

是非ヘレス・デ・ラ・フロンテーラの馬祭りを訪れ、素晴らしい街、ワイン、馬、フラメンコなどの文化を楽しんでください。

ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ
馬祭り

12. タンボラーダ

開催日:3月末~4月始めごろ (開催日は毎年異なります)

場 所:トバラ

伝統あるタンボラーダでは、104時間もの間、途切れることなくドラムが演奏され続けます。街中に太鼓を持った人々がおり、一時も演奏が止められることはありません。衝撃的で、尋常ではないとも言えるこのイベントで演奏されるドラムの音は、数キロ離れたところからも聞こえます。

この祭りは、スペイン人そして外国人観光客が一度は訪れてみたい祭りとして知られており、ユネスコの無形文化遺産も指定されています。

音楽や活気のある雰囲気が好きなら、この迫力あるお祭りを見逃すことはできません。

トバラ
タンボラーダ